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【超ネタバレ注意】『満州アヘンスクワッド』2巻までの感想と考察!

2021年1月25日

『満州アヘンスクワッド』を2巻まで購入・完読したので、考察を書きました。

『満州アヘンスクワッド』は、2021年激アツの作品だよ!
マンガの虫子ちゃん

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【ネタバレ注意】『満州アヘンスクワッド』2巻までの感想・考察

ネタバレ注意!『満州アヘンスクワッド』の感想

 

以下より、『満州アヘンスクワッド』のネタバレが含まれます。

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1巻のネタバレあり感想・考察

前半の注目ポイント

主人公・勇(イサム)は、気弱な少年。戦争で片目を失って以降、関東軍の満州農業チームで母や妹弟と働いていたが、突然母がペストにかかってしまう。母を治すためには高価なサルファ剤が必要だが、あいにく勇には金が無い。稼ぐ手段を見つけるために奔走する勇だったが、そんな勇の前に、隠されたアヘン畑が現れる。

 

前半は、勇の肉体的な弱さが印象的でした。関東軍の訓練でもすぐにへこたれ、そのくせ本をよく読み植物にはやたら詳しいという、典型的な文化部タイプ。

そんな勇を精力的に行動させるきっかけ、心理的トリガーになったのが、前半の大きな転換点である「母親の危篤」です。

ペストにかかってあと数日で死ぬという緊迫した状態が、なんとかして解決策を見つけたいという勇の行動量に繋がり、そしてそこにアヘン畑が現れるわけなのです。

ちなみに、ペストを治す万能薬サルファ剤に関しては、『Dr.STONE』(amazon)で詳しく説明されています。

 

中盤の注目ポイント

アヘン畑(阿片芥子)を見つけてしまった勇は、本の知識を利用して、自分でアヘンを作ってしまう。さらに、そのアヘンを金に替えるため、中華民国最大の秘密結社「青幇(チンパン)」に飛び込み営業をする。最初は、関東軍のスパイと冷たく対応される勇だったが、青幇のお嬢・リーファに自作アヘンの効力を認められ、最終的にはリーファと組んでアヘンで満州を支配する誓いをさせられる。

 

中盤は、臆病な勇の覚悟を決めた行動が印象的でした。

通常であれば、関東軍と敵対する青幇に飛び込むような命知らずな行動はしませんが、何せ母親の生死がかかっていますから、危険な橋も自ら渡っているわけです。

ただ、よく見ると勇の額には冷や汗が流れており、青幇の屈強な男共に心の中ではビビっているのが分かります。

そして、物語の最重要人物・リーファが登場しますが、なんと彼女は青幇三大ボスの娘。

リーファは勇が作った極上アヘンを認め、組織の呪縛から逃れるために、勇と組んで王になることを明言するのです。

というわけで、ここで物語の方向性が決まります。『満州アヘンスクワッド』は、勇がリーファの力を借りて独自のアヘン製造を行い、アヘンの力で中華支配を目指す話になりました。

ただ、ここではまだ勇は逡巡している様子。しかし、この後アヘン密造に完全に振り切る出来事が起こります。

 

後半の注目ポイント

満州を支配するためには、まず道路網から。リーファはその容姿を生かして、満州鉄道の社員を手玉に取り、勇が作ったアヘンを吸わせてリピーターにさせる。勇は満鉄社員に売った利益でサルファ剤を購入し、病床の母に届けるが、時すでに遅し。母は亡くなっていた。悲しみにくれるなか、せめて妹と弟は守ろうと、勇はアヘン密造で稼ぐことを固く決意する。

 

前半の母が倒れたところで、勇は相当な覚悟をしていましたが、リーファの壮大な夢には思考が追いついていませんでした。

しかし、母がついに亡くなったことで、妹弟の命運が自分1人にかかり、勇は本当の決意をするわけです。

作中では、アヘン密造で1万圓分を稼いだら商売を終えると勇は言っていますが、恐らくそれだけでは終わらないでしょう。

1巻の冒頭で既に、勇が満州国の裏のドンになったことが暗に示されていますから、結果は見えているのです。

それでも、満州国を支配するまでの道のりは見えないので、非常に楽しみにさせてくれます。

 

2巻のネタバレあり感想・考察

前半の注目ポイント

満州を獲るためには、仲間が必要。リーファは、アヘンの売人で瞬間記憶能力を持つ少女・リンに声をかける。両親をずっと待っているからと、最初は嫌がるリンであったが、自分が売られた身であることを理解し、さらに勇の勇気ある行動にも惹かれ、リンはリーファたちの仲間になる。

リンは幼いながらに闇の世界を理解し、自分の意志をはっきりと伝えることのできる人物として描かれています。

リーファの誘いにも当初はきっぱりと断るのですが、同じく家族を失った勇に共感し、勇の「家族になろう」という言葉で急に表情が和みます。

そして、勇が青幇からリンを連れ出すシーンは、まさに前半の山場であり、ページを大きく使って描かれていました。

こうして、一人目の仲間が増えたというわけです。

 

中盤の注目ポイント

青幇に勇の家がバレたため、リーファはアヘンの生産地を移すことを決め、満州の西端・熱河省に移動する。広大な土地で不安なくアヘンを作るために護衛が欲しいリーファは、最強の戦闘民族・モンゴル民族に話を持ちかける。勇の無礼により当初は難航した契約だが、モンゴル文化を学びなおした勇によって契約は成立。さらには気さくな漢・バータルも仲間になった。

 

中盤では、モンゴル民族との交渉シーンが印象的でした。

足を踏んでしまったら握手をするというのが、モンゴル民族の風習らしいのですが、勇は握手をしなかったために相手を激昂させてしまいます。

しかし、モンゴル文化を学びなおした勇によって、長老の心を開くのです。

このように、この物語は壁にぶつかったらすぐに突破するため、展開のスピード感が良くて読みやすいです。

あれは何だったんだと詰まるところも少なく、話の世界に入り込めます。

 

後半の注目ポイント

出来上がったアヘンを売るために新京に着く一行。太客を見つけたいリーファは、リンが電車でくすねた招待状を使って、満州映画協会の新作パーティに参加する。しかし、そこで美人歌手・リーヤオリーの失踪事件に巻き込まれて…(3巻へ)

 

後半は、3巻へと繋がる事件が発生しました。

外の世界に逃げ出したい美人歌手リーヤオリーの逃亡に、勇が協力するという展開です。

2巻では導入部分しか描かれていないため、3巻はこの逃亡劇が主な話になりそうです。

そして、リーファたちはいかに重役にアヘンを吸わせるかが鍵になるため、そちらの方も見どころがありますね。

 

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『満州アヘンスクワッド』と『キングダム』

 

『満州アヘンスクワッド』は、不法行為であるアヘン密造が題材で、ダークな世界観で描かれています。

しかし、仲間を増やしながら敵と戦い、広大な夢を目指すという構図は、まさに王道の少年マンガです。

つまり、この漫画は、裏世界を牛耳るまでの道のりを、少年マンガの王道コースに乗せて読めるのです。

これが、『満州アヘンスクワッド』にハマる1つの理由だと感じます。

また、少年マンガの筆頭である『キングダム』(amazon)と共通する部分も多く見られます。

双方とも、時代は違えど同じ中国が舞台で、天下を獲ろうとしている物語なのです。ただ、それが正攻法なのか、裏から支配するのかという違いです。

『キングダム』では主人公・信が秦の武将として、正攻法で天下の大将軍を目指し、『満州アヘンスクワッド』では、軍から外れた勇がアヘン密造によって、裏世界から満州、中華を支配しようと奮闘します。

信が狙うのは、表立った武勲をあげることで、勇が狙うのは、バレないようにアヘンを作り重役に吸わせること。

こう見ると、春秋戦国時代には戦争で功績を残すことでしか支配できなかった世の中が、二次大戦前になると薬物によって支配できる世界に変わっていることが感じられます。

また、両漫画とも少ない人数から徐々に仲間を増やしていきますが、特に『満州アヘンスクワッド』で交渉の末にモンゴル民族を仲間にした場面は、『キングダム』で政が山の民を味方につけた光景と重なります。

そして、『キングダム』と『満州アヘンスクワッド』に共通するもう1つの点があります。それは、すでに結果が分かっていることです。

『キングダム』は、史実により秦が中国を統一することが分かっており、『満州アヘンスクワッド』は、1巻の冒頭で勇が裏世界を牛耳った姿が示されています。

この2つの漫画は、夢は達成されるという安心感を読者に与えたうえで、その過程を楽しむものになっているのです。

まだ両方とも完結には至っていませんが、これからもぜひ愛読していきたいですね。

 

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